- うめたん Umetan
【秋編】篠山の過ごし方
篠山の味覚は秋が本番!
待ってました!とばかりに関西・全国から黒大豆枝豆を求めて街に人が溢れます。
黒大豆だけではなく、栗・新米・山の芋・松茸・ジビエ・・・
秋~晩秋、丹波篠山は毎日が食と文化のお祭りです。
①黄金と深緑のコントラスト、稲刈り
9月中旬、田んぼの稲穂が"美味しそう"、いや、"重たそう"に首を垂れていますがいよいよお米の収穫ピークです。それまでに、田んぼと黒豆畑の黄金/深緑のコントラストが映える絶景をぜひご覧ください。
各地で稲刈り体験も実施。今は機械で刈り取りますが、昔はこうして手で刈った稲を天日干しして乾燥させていました。


②黒大豆枝豆、10月5日(予定)一斉解禁!!
黒大豆枝豆は、篠山市で一斉に10月5日(予定)に販売開始するという日が決められています。夏が終わって気温が下がると豆がもう一回り成長し・熟され旨みが出るからです。
早く食べたくて焦る気持ちはわかるけど、一番美味しい時に食べてほしい、という事です。
10月は毎週、各地で味祭りや味覚祭りといった黒大豆枝豆などの秋の農産物や秋ならではの特産品・グルメ祭りが開催されています。
お祭りだけではなく、篠山市内の街道沿いには黒豆農家さんの黒大豆枝豆直売テントがずらりと出そろいます。
近畿の各地から、枝豆を買う車で行列。
寒暖の差が激しく、豆に適した豊かな土壌がなければしっかりとした大きな黒大豆にはなりません。ハウス栽培も難しいため、本当にこの季節にしか味わえない篠山の秋の風物詩。
大げさではなく、その手が止まりませんよ。
収穫体験も簡単で楽しい!枝豆がどうやって栽培されるか、意外と知らない人が多いのでは?
③栗、新米、松茸、ジビエ(11月下旬~)、サツマイモなど秋野菜
もちろん黒大豆だけじゃなく秋の篠山は美食の宝庫。
栗は栗ご飯、そしてご存知?「栗もち」でいただく。栗を濾した100%栗あんで餅を包んだ季節限定の和菓子。日持ちが1日しかないので、食べに来るしかない!
つやつやのコシヒカリの新米は言わずもがな。近所のおじさんが作っているお米が私は大好きです。
松茸も近年集荷量が減り超希少の逸品となりますが、タイミングがあえばこっそりと食べさせてもらえるかも・・・!?
ジビエが多く出回るのは狩猟解禁となる11月中旬から。
牡丹鍋はもちろん、村雲のフレンチ・レストランでは季節のメインディッシュに鹿が登場します。
④紅葉
10月下旬~11月初旬は紅葉狩り。
篠山といえば大書院が有名ですが、市内各地には大きな寺院・神社が多数あり、紅葉の時期はあちこちに見どころがあります。
⑤お祭り・アートフェスティバル
城下町がアートギャラリーに変わるアートフェスティバル「妻入商家 クラフト&フォークアート篠山『いらか』」(9月中旬)や、
丹波焼陶器まつり(10月中旬)、
また、地域の鉾山に子供を乗せて村を練り歩く五穀豊穣を願うお祭りなど、
味覚だけではなく五感すべてに刺激を与えてくれます。
